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Salesforce Developers Meetup #15 に参加しました

こんにちは、チームスピリットの倉谷(id:a-kura)です。
ちょうどSoundCloud経営危機のニュースが流れてきて、Podcastのホスティング先を心配し始めています。

さて、7月12日(水)に開催されたTokyo Salesforce Developer Group主催のSalesforce Developers Meetup #15の参加レポートになります。 進行として、リリースノート輪読会、技術系セッション、LT4本でした。弊社チームスピリットからも2名が発表しました。

www.meetup.com

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Salesforce Summer'17 リリースノート輪読会

Summer'17の輪読資料です。

Einstein周り(セールスフォース・ドットコム岡本さん)

Einstein Vision や7月26日 TrailheaDX for you の紹介などをしていただきました。

www.slideshare.net

Apex周り(TAOドライブ米井さん)

Apex からのメタデータ操作、プラットフォームイベントの紹介などをしていただきました。

Apex からのメタデータ操作もページレイアウトなどを取得して Visualforce ページの表示を切り替える、など細かなことをやっていた方は気にかけることが減ってよさそうです。まだ対応しているメタデータが少ないですが、今後拡充されることを期待して待ちましょう。

プラットフォームイベントは他システム連携で役立ちそうです。

www.slideshare.net

ISVforce/Lightning Bolt(セールスフォース・ドットコム川畑さん)

Channel Order Apex API、Lightning Boltの紹介など。Channel Order Apex API は近日リリースとのこと。

ライセンスの注文がAPIになってケースでのやり取りがなくなると、いろいろミスが減っていいので、期待して待ってます。

www.slideshare.net

技術系セッション

Meetupでは今回はじめての試みで、Trailhead トレイル “Get Started with Salesforce DX” を解説するセッションを設けてみました。

CLIや設定ファイルの編集など多く、一緒に試すには少し駆け足になってしまい、付いていくことができませんでした。 とはいえ、どういったことができるか、どういった設定が必要か、などざっくり流れを掴むことができたのでよかったです。

SalesforceDX ことはじめ(チームスピリット山﨑さん)

トレイルの1つ目は、SalesforceDXの紹介なので、英語で読むよりも日本語訳されてから読んでもいいのでは?とのことでした。

トレイルの2つ目では、SalesforceDX CLI の使い方をいろいろと試せるようです。発表資料では、それらのコマンドなどが解説されているので役立つ資料になっています。

www.slideshare.net

Continuous Integration Using Salesforce DX(ウフル石川さん)

GitHub と TravisCI を利用した継続的インテグレーションのトレイルでした。 こちらも68ページの大作で、継続的インテグレーションの環境を構築するための方法が細かく解説されています。

一人で英語と格闘しながら TravisCI を設定するのも大変なので、お供に傍らに置いて挑むとよいと思います。

www.slideshare.net

LT

今回の Meetup では、4本の LT がありました。セールスフォース・ドットコム社の阿部さん、岡本さん、DocuSign社の久保村さん(Docusign for Salesforceについて / Tokyo Salesforce Developer Group Meetup…)、と私が LT しました。

発表資料が公開されていないものもあるので、私のLTだけ少し紹介しておきます。

Salesforce1、テストしてますか?(チームスピリット倉谷)

www.slideshare.net

今回は、機械学習の技術を活用して、簡単にモバイルアプリの画面自動テストスクリプトが作成できるWebサービスである「Magic Pod」を Salesforce1アプリの自動テストに利用する提案を発表してきました。

Salesforce1アプリで自動テストを構築するのはなかなか難しいのですが、「Magic Pod」を利用すると簡単にテストスクリプトを作成できるという話でした。

むすび

どの発表も面白い内容でした。発表資料を見ながら復習したり、トレイルに挑戦したりするのもよいと思います。 発表資料では語り尽くせない話もありましたので、今回不参加だった方はぜひ参加してみてください。

さて、次のMeetupは、 7月26日「TrailheaDX for You (TrailheaDX 振り返り Meetup)」を開催予定です。

www.meetup.com

6月28、29日にサンフランシスコで開催されたSalesforce Developer Conference「TrailheaDX 2017」に参加した方の発表を聴くことができます。 開発効率を爆速にできるような最新の情報が聴けると期待して、イベントに申し込みしましょう!

あと、岡本さんの発表であった Salesforce Trailblazers Community にはいろいろなユーザーグループ、デベロッパーグループのイベント情報等が掲載されるので、コミュニティに参加してみたい人はチェックしましょう。

www.trailblazers.jp

おまけ

これまでハッシュタグは、 #salesforcedevjp で運営してきましたが #sfdg に変更します。みんな心の中で「長いよな」と思っていたかと思います。