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Salesforce女子部 #19 に、プロダクトマネージャー小泉剛が登壇しました!

こんにちは。プロダクト開発チームの松田(id:a-matsuda)です。

今回は、プロダクト開発チームのプロジェクトマネージャー小泉剛が、Salesforce女子部のMeetUpに登壇しましたので、その様子をレポートします!

Salesforce女子部って??

Salesforce女子部は、Salesforceに興味がある女性のためのコミュニティで、コミュニティメンバーは、ディベロッパー、システム管理者、ビジネスユーザなど多岐にわたります。もともとは、発起人のフレクト中山さんが、「他のコミュニティには女子部があるので羨ましく思っており、Salesforce界隈にもSalesforce女子がいるはず!という勢いではじめた」思いのこもったコミュニティです!

今回のSalesforce女子部 #19 は?

今回で19回目の女子部。テーマは「楽しくHerokuを学ぶ」です。 読者のみなさんの中では、Salesforceのプラットフォームは利用経験ないけど、Herokuは触ったことある、という方もいらっしゃるのではないでしょうか? 逆に女子部のメンバーの中には、Salesforceは知ってるけど、HerokuがSalesforceファミリーであることを知らない人も多いのでは?ということで、Herokuを基礎から学ぶことを目的としたMeetUpが開催されました!

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さあ、始まります!

続々とメンバーが集合している中、弊社プロダクトマネージャー小泉は余裕の表情です。

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時間になったところで、運営メンバーの中山さんより女子部の紹介がありました。今日の参加者の中で「Herokuを使ったことがある」のは2〜3割くらい、そして「Herokuを聞いたことはある」のは8割くらいであることを確認し、今日のプログラムが始まりました!

※なお、この記事は弊社登壇者以外の方々のレビューを通したものではありません。ご本人の発言の意図と違うということがあればご連絡ください!また、スライドシェアされていた資料はリンクしています!

Herokuコマンドとエンタープライズ契約(中山さん)

Salesforce女子部の発起人でもある株式会社フレクト・中山さんのLTです。

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Herokuコマンドの紹介

中山さんのユニークなイラストとともにわかりやすいコマンドの説明がありました!コマンドの説明をここまで味わい深く、親しみやすくできるとは。。。脱帽です。

エンタープライズ契約

Herokuエンタープライズを契約すると、日本語で困ったことが問い合わせできたり、アプリを作る上でのアカウントの細かい管理が可能になったり、複数のアプリの一括請求などができるそうです。エンタープライズ規模のアプリケーション開発をしている企業は要注目ですね!

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自分のアプリをつくろう(石川さん)

続いて、HerokuMeetUpの運営メンバーの一人でもある、株式会社ウフル・石川さんのLTです!

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会場の参加者で「Webアプリの開発経験がある」のは1割程度。今まで開発の経験がないメンバーに向けて、簡単なアプリ開発の紹介でした。

皆さんも、自分オリジナルのアプリが欲しいと思ったことありませんか?作るのにもハードルがあるかも知れませんが、、動く環境どうしよう?というのも悩むところかと思います。Herokuだったら、簡単!というわけで、石川さんが作成された「カニを捕まえるゲーム」(笑)をHerokuにアップし、ゲームが動くところまでをデモで実現してくれました。本当にシンプルなステップであることが実感できました!

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自己紹介タイム

Salesforce女子部メンバーと登壇メンバーで自己紹介を行いました。

システム管理者が語るHeroku(小泉)

さあ、弊社のプロダクトマネージャーである小泉 剛の登壇です!!

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前職時代、オンプレミスをHerokuに移行し、Herokuを使い倒した経験のある小泉。2017年には、Heroku専任のシステム管理者なし(小泉が兼任!)でユーザー200万人をサービスを運用していたそう。そんな経験も踏まえ「AWSを安易に選択しない」を副題に、AWSとHerokuを比較しながらHerokuを理解するという内容でした。 AWSだと、アプリを入れる箱(インフラ)を作るのに7ステップ必要なのに対して、Herokuだとなんと1ステップでOK。運用している中で必要なことも、AWSだといろいろありますが、Herokuの場合は全てHerokuにお任せできるとのこと。 また、コストについても、小泉が出した例では、AWSの方が高くなるということでした。メッセージは、サーバーコストはトータルコストで考えよう!うぅむ、耳が痛い話ですね!

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エンジニアが語るHeroku(篠原さん)

続いて、株式会社フレクト・篠原さんの登壇です。

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Heroku怖くないよ、アカウント作るの怖くないよ、アプリ作るの怖くないよ、リリース怖くないよ、そんなまとめからスタートしました! 本当に怖くないのか?を実証するため、アカウント作成〜アプリの作成〜GitHubと連携してコードをデプロイするところの流れをデモしてくれました。コマンドラインを使わず、全て画面から操作が可能で、開発経験が少ない方にとってはかなり心理的ハードルが下がったのではないでしょうか。 また、パイプライン機能というのも秀逸で、複数のアプリをつないで、デプロイのフローが作成できるというものです。ステージング環境から本番環境へのリリースフローにも使えます。AWSだと自動的にデプロイしようと思うと手間も時間もかかりますが、Herokuだと標準でパイプライン機能があるといのは素晴らしいですね。

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優しいHeroku製品説明

稲葉さん

株式会社セールスフォース・ドットコム稲葉さんの登壇です。

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Webアプリ、Webサービス提供者に便利なものを提供しているのがHerokuで、これまでの登壇者から話のあった開発面、運用面での特徴について、改めて体系的にお話をいただきました。特に、重要かなと思ったのは、Herokuを使う鍵になる、Dyno(Herokuアプリケーションが実際に実行されるプラットフォーム)の特性を押さえようというところ。OSは24時間に1回再起動されたり、ローカルストレージは再起動時にクリアされたり、Dynoへのリクエストは30秒以内にレスポンスを返す必要がある等、Dynoの特徴を念頭に設計をする必要がありそうです。 また、このようなアーキテクチャになっている理由は、Twelve-Factor Appという方法論に基づいて作られているからだそう。設計思想がわかると理解が深まりますね!

阿部さん

株式会社セールスフォース・ドットコム阿部さんの登壇です。 申し訳ありません!写真の撮り忘れにより、SWTT'17の写真となります。

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デモが中心で、これまでの登壇者が手動でやっていたところも全て自動でできるよ、というところを見せていただきました!CI/CDを標準で持っているのはHerokuだけ、単体で購入したらすぐに使えるというのが大きなメリットのようです。 その他、Heroku 日本語のサインアップができるようになったこと、Heroku Users Group がSlack上にできたこと(SalesforceやHerokuの社員の方と直接やり取りできるそうです。すごい!)など、嬉しいシェアもいただきました!

まとめ

Herokuについて、基礎をがっちりと学ぶ、濃い時間となった今回の女子部。 単純なインフラコストだけでない、開発面、運用面も含めトータルでどのプラットフォームを選択するか、それがプラットフォーム選びでは重要であることを再認識したMeetUpでした。本当に勉強になりました、ありがとうございました!

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