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QAチームでノウハウ共有MTGをやってみた

こんにちは! チームスピリットにQAエンジニアとしてJOINして、 早くも9ヵ月を迎えようとしている中西です。

COVID-19の影響により、5月末まで在宅勤務が延長になりました。運動不足が顕著に体に現れきて、体重がどんどん増えてきたため、起床後にラジオ体操をしたり、youtubeで紹介されている筋トレをやったりして、体型をギリギリ維持しています。


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さて、今回はQAチームで実施したシェアリングセッションの様子をレポートします。

コロナウィルスによる在宅ワークで、密にコミュニケーションがとれなくなったり新しいQAメンバが参画し、既存メンバからのナレッジ共有を行うために、シェアリングセッションという題目で、各サブシステムでQAエンジニアが実施した改善や日頃から心がけていることをQAチーム内部に共有する場を設けました。

シェアリングセッションの説明に入る前に、現在のQAチームの体制とQAエンジニアの働き方を簡単に説明します。

◆体制と働き方

◎体制【新商品ーQAチーム】

サブシステムを開発するチームが4つあり、それぞれ1~2名のQAエンジニアがサブシステムのQAを担当しています。 シンガポールでも開発しています。 www.teamspirit.com

◎QAエンジニアの働き方

サブシステム毎に分断している開発チーム内でストーリーチケットのテスト設計、実施とテストレポートの作成、QA用バックログ対応(プロセス改善、強化テスト実施、自動化など)を行っています。 teamspirit.hatenablog.com

◆シェアリングセッションについて

目的
  • 各チームで実施したプロセス改善の共有
  • 各QAエンジニアのノウハウ共有
各セッションの進め方
  • ライトニングトークと同じ要領で行います。
具体的なシェア内容
  • QAタスクのストーリーポイント見積方法
  • 開発者とQAエンジニアが共同して、テストを消化する方法
  • ストーリーテストに大容量テスト※の観点を含めて、検証する
  • テスト技法(同値分割や境界値分析)を開発者に共有する勉強会の実施
  • Aufitfyハンズオンの実施(下記ページ参照)

teamspirit.hatenablog.com

  • テスト対象分析
  • 開発者テストで実施すべきバリエーションについて
  • サブシステムにおけるブランチ戦略
  • リグレッションテストの自動化
  • 障害傾向の可視化

※大容量テスト: 大量データを入力データとして、各機能が正常通り動作することを確認するテスト

◆シェアリングセッションを通じて

シンガポールにいるQAエンジニアも交えて、テスト分析~障害報告まで様々な工程における改善活動をシェアしてもらいました。 特に今回のシェアリングセッションでは、開発者とQAエンジニアの境界をなくすような改善が多かったです。 QAエンジニアだけでなく、開発者もプロダクトの品質保証に携わろうという風土がプロダクト全体を通して、生まれているからだと思います。素晴らしいですね。 日本にいるQAエンジニアだけではなく、シンガポールのQAエンジニアメンバからも自動化や障害傾向の可視化をする取組みを紹介してもらい、日本のQAエンジニアに刺激を与えてくれました。

個人的にもっとQAエンジニアとしてレベルアップしなきゃという危機感も持ちました💦

今回のミーティングは、他サブシステムの改善の取り組みを自身のサブシステムに伝播させるための一つのきっかけになりました。 ただし、他サブシステムがやっているからといって、無策に施策を適用すると頓挫しがちなので、注意が必要です。

新しくJOINしたQAエンジニア向けのコンテンツもあり、個人や各チームが持っているノウハウをシェアするという目的は達成できたと思います☆彡

定期的にこのような会を設けて、ノウハウ共有やそこから生まれる新しいナレッジの蓄積をしていきたいですね。

最後に

チームスピリットのQAエンジニアはテストだけではなく、このようなプロセス改善も行っています。 今後も継続して、改善を回していきたいです。