チームスピリットデベロッパーブログ

チームスピリット開発者のブログ

Dreamforce2018レポート - Day3 -

こんにちは、プロダクトディベロップメントチームの倉谷(id:a-kura)です。

とうとう3日目も終わり、残すところあと1日となってしました。

Developer Keynote

Developer Keynote に参加。 MVP 席があるので、少し前で見ましたが、全体的に人数が少なめでその他の人たちもそれほど遠くなかったようです。

Winter'19 でリリース・パイロットされる機能。

Spring'19 の予定機能。

Salesforce MVPの1人にゴールデンパーカーが授与されました! Admin ではお馴染みですが、デベロッパーとしては世界で唯一だと思います。 Congrats!

Mini Hack

今回の Mini Hack は下記の8つのお題が出題されました。

  1. Point and Click App
  2. Food Surveywith no /Code
  3. Lightning App Builder and Dreamhouse
  4. Smart Base Lightning Components, No Apex
  5. Dynamic Percentage Calculator
  6. Searchable Contact List
  7. Hello Einstein, Search Visually
  8. Heroku App in Action

3年前にもあった Leaderboard が今回もあり、今回は6問正解で84位につけています。 ランキングなので6問以上正解した方が出ると順位が下がっていくはずなので、100位以内に残れると嬉しいです。

最終日に時間があれば、結果を見に行きたいと思います。

今回は、3以降の6問を回答しました。最後の2問はたぶん同じ問題がどこかで出題されていたように思います。 ただ、Heroku については環境のセットアップが必要なため、普段 Heroku を使っていない人は時間がかかるかもしれません。

傾向として3〜6までが Lightning Component 関連の出題です。Base Lightning Component も充実してきており、そろそろ普及期に入ってきたように感じました。

セッション

Custom Permissions というキーワードに惹かれて受講しました。 内容としては、CRUD/FLS をチェックするためのライブラリなのですが、システムモード(without sharing)なのか、ユーザーモード(with sharing)なのか、を切り替えることができるようになっています。

このライブラリの最初の課題感としては、企業コンプライアンスを考えるとセキュリティの処理が複雑になってしまう、というもので、この点は日本でもアメリカでもあまり変わらないのかもしれないと思いました。このライブラリを作成したのは FinancialForce の方のようで、AppExchange でプロダクトを提供しており、同じ ISV/OEM パートナーとしてはどのようにシステムモードを使っているのか気になりました。

ソースコードはこちら。 github.com

Japan Partner Night

毎年恒例の Japan Partner Night。今年も多くのパートナーが参加していました。

おまけ

今回の Dreamforce でゲットした仲間たちです。 前回に引き続き、ミドルサイズのぬいぐるみ(今回は Cloudy)を持ち帰ることができてよかったです。

朝7時ごろ。

会場の様子。

名残惜しい気もしますが、最後まで楽しんでいきましょう!

Enjoy!

Dreamforce2018レポート - Day2 -

こんにちは、プロダクトディベロップメントチームの倉谷(id:a-kura)です。

連日、朝から晩まで予定が詰まっていて疲れてきました。 夜もパーティーなどありますが、しっかり睡眠を取ることが大切ですね。

Trailhead

Developer Zone や AppExchange Den など Developer、Admin には一日いても飽きなさそうなゾーンに乗り込んでいきました。 セッションとしては、SalesforceDX と BitBucket の連携について受講してきました。 BitBucket Pipeline を使って、Docker 上でビルドし、SalesforceDX でデプロイするような流れで構築していました。 自社で BitBucket を利用しているので、構成を参考にトライしたいと思います。

セッション。

子鹿。

IoT Village にそびえ立つ Salesforce Tower。

Hootie座。

Saasy先輩の可愛がりを受けて成長しました!

CAMP DESIGN

Salesforce のデザインチームの方と少し話してきました。もっと英語ができれば、いろいろ質問したかったです。

プロダクト開発チームでもデザイナーの方を採用して、同じような取り組みをやっていきたいと思います。 というわけで、デザイナーの方、募集中です!

UIデザイナー | 株式会社 チームスピリット | IT/Web業界の求人・採用情報に強い転職サイトGreen(グリーン) | 2018/08/28 20:24:14更新 | id:56010

AppExchange Lodge

パートナー向けセッションを受けるべく AppExchange Lodge へ。 パートナー向けセッションは一段と厳しさの増すセッションが多く、かなり良かったです。 「Apex CPU time limit exceeded」「Apex heap size too large」などのパートナーであれば一度は通る問題について、どのように頑張ればいいか解説してくれました。 AppExchange Partner は何もやらなくても Gift をもらうことができました。パートナーの方はぜひ Park Central Hotel まで行ってみましょう!

パートナー向けセッション

AppExchange Lodge

Salesforce Tower ツアー

16:30から Salesforce Tower のツアーに参加しました。残念ながら力不足のため最上階にはいけませんでしたが、十分雰囲気を満喫できました。 エリア全体がトレイルのデザインで統一されており、落ち着く雰囲気でとてもよかったです。

Saleforce Tower

明日も朝食を食べながらのミートアップです。 もう少しなので、楽しみながら頑張ります!

Enjoy!

Dreamforce2018レポート - Day1 -

こんにちは、プロダクトディベロップメントチームの倉谷(id:a-kura)です。

サンフランシスコはサマータイムなのですが、朝7時くらいだとまだまだ白み始めた感じでした。 サマータイム、必要なんですかね。

Community Leader State of the Union

コミュニティリーダーの集いに、会長の米井さんに代わって参加しました。どなたもコミュニティを引っ張るだけあってパワフルな方ばかりでした。朝食を食べたあと、コミュニティ活動がどういった状態になっているか、新ツールのバージョンアップの計画などについて話を伺いました。

AppExchange Partner Keynote

今回の Dreamforce 最初の Keynote は AppExchange Partner Keynote でした。

世界のAppExchange登録企業の中でインストール数が多い名の知れた企業を掲載するものだそうです。 弊社のロゴもその中に入れてもらえました。ありがとうございます!

Marc's Keynote

この祭典の目玉と言えるマーク・ベニオフ氏のキーノートです。詳細は後日まとめ記事が出るので、聞き取れる範囲で聴いて雰囲気を楽しみました。 さすがのMVP席は中央に近くて、盛り上がりが凄かった!

プレショーでBGMを奏でていただきました。

やはり、この二人ですね。今回はスポンサーの関係上、コスプレはなしでした。

セッションの途中で、気球型ドローンが飛んでました。

MVP Party

最後に、今回はじめてMVP Partyに参加できました! 海外では有名な Salesforce 系 Podcast である WizardCast をやっている Brian Kwong さんと写真を撮らせてもらったり、インドのニューデリーから来た方と話したり、いろいろな方と話させてもらいました。英会話力のなさが悔しい。

マーク・ベニオフ氏の誕生日を祝って、ハッピーバースデーをMVP全員で歌いました。

おまけ

Saasy先輩に手荒い歓迎を。

昼食時は Moscone Center の中庭が Trailblazer たちで溢れかえります。

青い空と気球。よく見ると、恒例のネガティブキャンペーンですね(汗)。

今回はベジタリアンの方向けランチの数が充実していたように思います(間違えて取ってしまいました)。 ちなみに、どこかに VEGAN と書いてあるはずですので、皆さま注意して選んでください。

まだまだ始まったばかりなので、明日も頑張っていきましょう!

Dreamforce2018レポート - Day0 -

こんにちは、プロダクトディベロップメントチームの倉谷(id:a-kura)です。

Day0 ではいくつかイベントもあったようですが、10時過ぎにサンフランシスコ空港に着いたため今回は参加しませんでした。

BART

まずは、BARTに乗って空港からサンフランシスコ中心部へ。 車内に荷物を盛大に置き忘れそうになる事件もありましたが、無事目的地で降りることができました。

チェックイン

弊社メンバーは Dreamforce のチェックインとバックパックをもらいに行きました。 今年のゲートは、アストロたちがきれいに並べられており、ますます気合の入ったものになっていました。

そして、空の青さ!いつ見ても羨ましいばかりの空の色でした。

観光

バックパックを受け取ったあとは昼食など諸々を済ませて観光に。 社長の荻島が何度も Dreamforce に参加していながら乗ったことのなかったケーブルカーに乗って観光に出かけました。

終点はフィッシャーマンズ・ワーフ。 日向は暖かいのですが日陰はかなり寒く、半袖・半ズボンで来ていたメンバーは寒さに震えていました。 油断せず、防寒対策は必要ですね。 (次の予定もあったので私は早々に引き上げましたが、屋台とかいろいろあります)

遠くに見える島がアルカトラズ島。

おまけ

夕食は明日に向けて英気を蓄えるべく CRUSTACEAN SAN FRANCISCO で決起集会でした。 巨大な蟹が一人一匹サーブされます。オイル煮に黒胡椒がアクセントとなり、やみつきになる味です。 Dreamforceに参加される方はぜひ訪れてみてください(要予約)。

www.crustaceansf.com

最後に

とうとう明日から Dreamforce が始まります。 初日は、コミュニティリーダーとの朝食、Marc's Keynote、MVP Partyなどイベントで目白押しです。 KeynoteはYouTubeなどにすぐにアップされるので内容は現地でなくてもキャッチアップできてしまいます。 現地でなくては味わえない雰囲気であったり、現地でしかやっていない上級者向けのセッションなどだったりを中心に見てきたいと思います。

明日からが楽しみです。

Dreamforce2018レポート - 出国前 -

こんにちは、プロダクトディベロップメントチームの倉谷(id:a-kura)です。

Salesforceに関わる人にとって年一度の祭典の時期になりました!そう、Dreamforce!! Dreamforceに初参加したのは2015年なので、3年ぶり2回目の参加となります。

f:id:a-kura:20180924161841p:plain Dreamforce 18

今回は、事前にmyTrailhead、Einstein Voice、Quip Slidesなどの発表がありました。このあたりの発表を見ると、Appleのように新製品発表会でサプライズを演出するというより、事前に情報を出してしっかり理解して帰ってもらうことを主眼に置いているのかもしれません。

成田空港

さて、英語力は向上してる気がしませんが、しっかり雰囲気を楽しみ、現地ならではの情報を仕入れてきたいと思います。

See you soon San Francisco!

ほろよいてっく〜夏の自由研究発表会!〜 参加レポート

こんにちは!プロダクトデベロップメントチーム中屋 (id:a_nakaya)です。

 

今回は8月末に開催された『ほろよいてっく〜夏の自由研究発表会!〜』に参加しましたので、その様子をレポートしたいと思います!

 

チームスピリットでは、酒をかっくらってLTをやる「ほろよいてっく」を定期的に開催しています。

今回は、〜夏の自由研究発表会〜をお題に、弊社エンジニアが「この夏、取り組んできたこと」を自由に発表しました!

0. 開催前:会場の様子

開催前の会場の様子です。

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LT発表予定者は土壇場まで校正してます。。LTが楽しみです!

 1. いざ開催!

弊社QAエンジニア生井さんの掛け声の元、ほろよいてっくが始まりました!

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 ピザや軽食が用意されました。ピザはSALVATORE CUOMOです!

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2. 「オブジェクト指向プログラミングとは何か」

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3年目フロントエンジニアの中畑さん。「オブジェクト指向プログラミングは悪なのか?」という疑問から、オブジェクト指向の歴史と考察を発表していただきました。

個人的には、「普段使っているApexは、オブジェクト指向プログラミングの系譜でいうと?」という内容が気になりました。

オブジェクト指向プログラミングについて調べてみた - Speaker Deck

3.「QAエンジニアとテストの海」

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「老人と海」を引用しながら、QAエンジニアがソフトウェアテストにどう取り組んで行くか?という発表をしていただきました。QAエンジニアに対する熱い想いが伝わってきます。

QAエンジニアとテストの海.pdf - Speaker Deck

4.「俺の好きな話をする」

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 普段はTechLead・開発リーダーとしてチームをまとめている植田さん。学生時代に学んだ情報文化論の知識を活かしてTeamSpiritを含めたメディアはどうなって行くのか?という話をほろよいてっく風に話していただきました。

5.「Microsoft Azure で LINE bot」

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最寄り駅のバス発着の煩雑さから、Azure Logic Appsを使ってLINE Botを作ったという田中さん。発表の中にAzure Logic Appsでの実装手順や実装したLINE Botのプレビューがあり、とてもわかりやすかったです!

6.「Higher-Order Component を使っていこうぜって言う話」

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フロントエンドエンジニアの横山さんは普段の開発で活用できるHigh Order Compornentのメリットと実装について語っていただきました。

Higher Order Componentとは、単に他のコンポーネントをラップするReactコンポーネントのことで、viewとlogicを分割することにより、コンポーネントの再利用性を高め、コードの可視性がよくなるというお話でした。

7.「シンガポールナンセンス事例集」

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最近チームスピリットは、シンガポールに海外開発拠点を開設しました!

湊さんは8月出張した時の出来事や「シンガポールに出張に行くときに気をつけるべきこと」をシンガポールナンセンス事例集として発表していただきました。

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会場はシンガポール出張で起きた出来事の数々に爆笑しています。

8.「1on1に Points of You®︎を導入してみた」

開発部門マネージャーの松田さん。

最近行った1on1で自己開示しやすい環境作りを目指すために、Points of You®︎を導入してみた調査報告と考察を語ってくれました。

Points of You®︎とは、 写真と言葉が印刷された65枚のコーチングカードです。

チームスピリットメンバーはカードの中身というよりかは、引き方に人格が出たようです。

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開発メンバーがどのカードを選んだのか?に興味津々です。

 

9.「WebPagetest で継続的パフォーマンス計測

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プロダクトマネージャーの山崎さんは、WebPagetestを使って自社製品のパフォーマンス計測を行った結果や実施手順について発表していただきました。

Salesforceの認証をパラメータを使ってできることを知らなかったのでとても勉強になりました。

 

10. 「盆踊りLT!」

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京橋エドグランで盆踊りに参加していた内藤さんが盆踊りを終えて飛び入りでLTに参加しました。題目はやっぱり盆踊り。

『これを知っていれば東京なら必ず盆踊りで1曲は踊れる』と東京音頭をレクチャー。

このような飛び入りでの参加も可能です!

11. 最後に

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LT後には、おつまみをつまみながら、エンジニア同士で情報交換をし、とても盛り上がりました。

マネージャーからQAエンジニアの方まで幅広い層がLTし、交流する機会になったと思います。

参加してくださったみなさま、ありがとうございました!

外部からの参加&飛び入りLTも大歓迎です!次回の開催もお楽しみに!!

 

 

Welcome to TeamSpirit Singapore!

Hi everyone! I'm 二宮(id:n-nino) from TeamSpirit Singapore!
英語の挨拶で雰囲気を出してみました。
今回はTeamSpirit Singaporeのご紹介(兼自分の入社エントリ)をしたいと思います。

TeamSpirit Singaporeとは

私達チームスピリットは実は初の海外拠点をシンガポールに開設しているんです。
私は今年の6月半ばに開発エンジニア第一号として入社しました。その後も1名のエンジニアが入社、3名の入社が内定しており、開発チームが現在進行形で立ち上がっていっています。 f:id:n-nino:20180821155139j:plain ※今現在はまだオフィスに3人しかいないのでとてもこじんまりしています。近々引っ越し予定。

TeamSpirit Singaporeの働き方

シンガポールオフィスの働き方についてお話したいと思います。

日本チームとがっちり連携

シンガポールのエンジニアは、日本のエンジニアとチームを組んでプロジェクトを行っています。
毎朝オンラインのデイリーミーティングから始まり、密なコミュニケーションをとってます。
もちろん、シンガポールのエンジニアは日本語が喋れないので、ミーティングは英語でやっています。
f:id:n-nino:20180823132710j:plain ※ミーティングの様子。日本チームのメンバーは英語のキャッチアップに余念がありません。

超ダイバーシティー

シンガポールはアジア各国はじめ、世界各国から人が集まります。
TeamSpirit Singaporeにも世界各国のエンジニアが入社してきています。
アジア有数の大学出身のエンジニアも増えてきていて、そんな人達と働くことができるなんてワクワクしてしまいますよね。

チームスピリットらしさ

TeamSpirit Singaporeにももちろんチームスピリットの良さが受け継がれており、風通しがよく、自由な働き方で働いています。
これは、彼らにとってはいい意味で驚きのようでした。
「うちの会社は"KAROSHI"は大丈夫なのか?」「失敗したら"HARAKIRI"すんのか?」とか割と真剣に聞かれます。

湊さんがやって来た!

つい先日、シンガポールに日本のオフィスから出張で、同じチームの湊さんがやって来ました。
f:id:n-nino:20180821154740j:plain ※同じチームの同じフロントエンジニア、湊さんとRyanさんの真剣な様子。
このように、メンバーが互いのオフィスに出張し、直接顔を合わせて仕事をすることもあります。

まとめ

まだまだ、立ち上がったばかりのTeamSpirit Singaporeではありますが、着実に歩みを進めてます。
人数も増えてきて、もうすぐオフィスの移転があったり、日本のチームにとってもいきなり海外の開発チームと仕事することになったり、 とまだ少しバタバタしていますが、何だかんだみんな楽しんでやっています。
これからは、シンガポールからも情報発信していきますのでよろしくお願いします! ※仕事終わりの一コマ。なぜかシンガポールなのにU.S.A感。