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Japan Dreamin'2020 参加レポート

こんにちは!サービス開発チームの松田 (id:a-matsuda)です。
今年1月25日、東京・渋谷のAbema Towersにて「Japan Dreamin'2020」が行われましたのでレポートします。 

Japan Dreamin'とは

Japan Dreamin'は、Salesforceのコミュニティカンファレンスで、ビジネスユーザ・システム管理者・開発者・アーキテクト・マーケター・Salesforce 社員・Salesforce に関わる全ての人が組織や役割を超えて繋がることのできるイベントです。国内外の著名スピーカーによるセッションの他、ハンズオンや参加者同士が楽しめるアクティビティが行われます。

今回チームスピリットは、ランチセッションに協賛。スポンサーセッション枠でシニアプロダクトマネージャー の小泉剛が、またその他セッション枠でエンジニアリングチームリーダーの倉谷彰、バックエンドエンジニアの畑本貴史がプレゼンテーションを行いました。

www.japandreamin.com

 

Dreamin'2020 の会場へ Go

渋谷駅から渋谷のディープなエリアを歩いて7〜8分の場所にある Abema Towers がDreamin'2020 の会場です。

会場に到着すると、たくさんチョコレートがお出迎えしてくれました。カラフルで見ているだけで何故かワクワクするチョコレート達!おひとり2個までです。笑

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Salesforceに関わる人が集結!

今年は、なんと320名近くが参加申込!昨年の2.5倍以上の人数です。セッションルームを覗くと、すでにたくさんの人が集まり、セッションに聞き入っていました。

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スポンサーブース

スポンサーブースには、プロダクトや採用に関する資料を置かせていだきました。弊社のエンジニアがブースに立って対応してくれました!

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AppExchangeプロダクト開発を続けて見えてきたプラクティス by Akira Kuratani 

エンジニアリングチームのリーダーでSalesforce MVPでもある倉谷より、Salesforceで ISV/OEMアプリケーションを開発する上で気をつけるべきポイント、たどり着いた解決策について紹介しました。

AppExchange開発で大切なのは「アップグレード可能」であること。多くのユーザにAppExchangeアプリケーションを提供し、継続的に機能追加していく場合には、ユーザに最新バージョンを使ってもらうためにアップグレードの手間を最小化する必要がある。成長するプロダクトの基本戦略「アップグレード可能であること」を判断基準に、宣言的開発とコード開発どちらの開発スタイルがいいか、Salesforce標準画面は使うべきか、選択リストをどう実装するか、レポートをどう提供するかについて話しました。

プレゼン最後のメッセージは、基本戦略を判断基準にして、ISVガイドを熟読すれば自ずとどうすればいいかみえてくるとのこと。長きに渡りAppExchange開発に携わってきた倉谷だからこその説得力がある発表になりました。

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www.slideshare.net

プロダクトマネージャーとして成長するのに必要なスキルとマインドセット by Tsuyoshi Koizumi

スポンサーセッションは、弊社の新サービス「TeamSprit WSP」のプロダクトマネージャーである小泉が担当しました。プロダクトマネジメントの中で重要な視点である「限られた情報から課題を発見して、特定した課題をどうやってソリューションに落とすか?」について、AppExchange製品に関する知見をまじえてお話ししました。

発表内容は先日の「Product Management Night Tokyo at TeamSpirit」のプレゼンテーションをブラッシュアップしたもの。詳細はこちらをチェックしてみてください。

プレゼンテーション最後の質問タイムでは「プロダクトマネジメントで大変なところはどこ?」「エンジニアからプロダクトマネージャーになりたい人へのアドバイスは?」「ぶっちゃけ給与って?」など率直な問いが投げられました。なんと質問をしてくださった方全員に、弊社社長である荻島浩司の初著書「サブスクリプションシフト DX時代の最強のビジネス戦略」をプレゼント!

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発表資料はこちら

LEX Mobileから紐解くSalesforceモバイル史 by Takashi Hatamoto

畑本貴史は、Salesforceへの深い知識で社内でも人気者のバックエンドエンジニア。 Lightning Champion*1としても活躍しています。今回は、最近の主要アップデートであるLightning Experience Mobile(以下、LEX Mobile)を題材に、温故知新の精神で開発史を学ぶことで、Lightning Experience(以下、LEX)の意義や方向性を理解しようと試みました。

Salesforceのモバイル対応は、ガラケー主流のモバイル初期の時代、iPhone登場後のChatter時代、環境統合のSalesforce1時代、そしてSPAを主軸としたユーザ体験重視のLEX時代、そしてLEX Mobile時代と変遷していきます。iModeブラウザ対応のアプリの存在など、びっくりするような歴史も!歴史を紐解くことで、なぜいまLEX Mobileなのか理解が深まりました。そして今後モバイル向け機能はどうなっていくのかを畑本の視点で予測。歴史から紐解く未来という見方が面白かったです。

LEXで困ったことがあったら、Trailblazer CommunityやLightning Championに遠慮なく聞いてみましょう!

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www.slideshare.net

 

まとめ

土曜日にも関わらず、たくさんの人が参加した Dreamin'2020。Salesforceに関わる人が増えていることや、Salesforce界隈のトレンドを肌で感じることができました。来年はどれくらいの規模のイベントになるのでしょうか。とても楽しみですね!

開発エンジニア&プロダクトマネージャー募集

チームスピリットでは、100億円のビジネスを共に作る開発エンジニアやプロダクトマネージャーを募集しています。AppExchangeで成長するプロダクトを作ってみたい方、仕事の中で英語を覚えていきたい方、B2B SaaSにご興味のある方、ぜひご連絡くださいね。直接メッセージでも、下記の応募フォームからでも構いません!

エンジニア募集

 

 

*1:Lightning Experienceの導入やアプリケーション開発における知見を惜しみなく活かした、先駆者(Trailblazer)として活躍しているメンバー