チームスピリットデベロッパーブログ

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転職してフルリモートワークになった話

こんにちは、TeamSpirit QAエンジニアの岡内です。

はじめに

2021年6月1日にチームスピリットに入社しました。
そこから3ヵ月の試用期間を振り返り、印象的だったことを書きます。

オフィスに出社したのは初日のみ

入社前は、新型コロナウイルスの感染者が増加し緊急事態宣言が解除されない中で、都内への通勤により自身の感染リスクが高くなるのではないかと不安でした。
実際は、オフィスに出社したのは初日だけでした。パソコンの受け渡しや設定、書類の確認や上長との顔合わせを行うのみで、次の日からはリモートワークでした。

オンボーディングが手厚い

勤怠管理システムは未経験だったものの、QAエンジニアとしては経験者での中途採用でした。 入社前にオンボーディングがあることは知っていましたが、中途採用ということもあり、1週間程度だと思っていたのです。
が、実際のオンボーディングは3ヵ月もありました。

1か月目~2か月目は、全社的な教育、および部署としての教育をしていただき、チームへ参加するための知識をつける期間でした。私の場合は、TeamSpiritだけでなくSalesforceも入社するまで使ったことがありませんでした。SalesforceはTrailheadを使用して学習し、TeamSpiritは製品を動かしながら学習しました。学習しながら分からないことがあったら相談することで、「どなたに質問すればいいか?」「どこを調べればよいか?」といった、チームに参加した後に困りそうなことを解消することが出来ました。トレーナーだけでなく、チームの皆さんが助けてくれました。
3か月目からは、チームに参加してOJTの開始です。少しずつ作業をいただき、トレーナーのサポートを受けながら自分の出来る作業を増やしていきます。1か月目~2か月目では分からないということにすら気づいていなかったこともあり、TeamSpiritへの理解をより深くしていきます。

また、オンボーディングでは学習する内容だけでなく、1か月目・2か月目・3か月目とそれぞれ目標設定があります。目標と現在の状況を比較して、自分の達成度を確認しながら進むことが出来ました。トレーナーや上長からフィードバックがあるので、客観的な判断と自分の主観的な判断のギャップに気づくことも出来ました。

相談できる相手や機会が多い

先ほど、トレーナーと書きましたが、3ヵ月のオンボーディングの間はトレーナーが付きます。ただし、3ヵ月が過ぎたら完全に相談できないわけではなく、今度はチーム内で週に1度は1on1の時間をいただくことができます。さらに、上長とも月に1度は1on1があり、望めば他の方にもその機会をいただくことができます。
また、これら1on1はチーム内だけに限ったことではありません。他の部署・チームの方にメンターとなっていただいています。チーム内での「縦の関係」ではなく、部署・チームを跨いだ「斜めの関係」ですので、自身のこれからの業務が会社の中でどのように関わっているのかも意識できます。

おわりに

初めてのシステム、初めてのプロジェクト、初めてのチーム…と初めてのことばかりで戸惑っていた一方で、不安や孤独はありませんでした。
大きな要因は3つあります。1つ目は、通勤による感染リスクが極めて低い環境だったことです。通勤による不安がなくなったことで、業務時間中は集中して過ごすことが出来ました。
2つ目は、オンボーディングカリキュラムが充実していたことです。学習すべきことや目標が定義されていて前進あるのみだったので、迷うことなく進むことが出来ました。最初は自覚していなかったものの、経験者での中途採用だったことで、一刻も早く製品知識を身につけなければならないという焦りもあったのだと思います。
最後に、チームの内外に支えてくださる方々がいたことです。分からないことや困っていることがあっても、一人で悩み続けずに相談できたので、孤独を感じることがありませんでした。特に、1on1は最初に思った以上にありがたかったです。分からないことを言語化できないときに、一緒に言語化していただいたこともありました。

転職前は「本当に、コロナ禍の今、転職していいものか?」と何度も自問自答したのですが、杞憂に終わりました。
「コロナ禍だから」「フルリモートワークだから」ではなく、最終的には関わる方々との関係性が大切なのであろうと、しみじみと感じました。