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Autify User Meetup 登壇レポート

こんにちは!
引越しをして会社に近くなったのですが、あまりメリットを感じられていないQAチームの生井(id:riririusei99)です。

7月14日にオンラインにて開催された、『Autify User Meetup』のイベント・登壇の様子をレポートします!
今回は勉強会のtweetに補足のコメントをつけてそれっぽくする形でお送りしたいと…思います!!

Autify User Meetupとは

E2Eテスト自動化プラットフォームであるAutifyのユーザー (これまでにAutifyを操作したことのある方)向けの勉強会です。
2回目の今回は、AutifyのQ3のロードマップの紹介に加え、テスト自動化に取り組む上でのTips、特に運用時の取り組みにフォーカスをあてた事例発表が行われました。

autifyjapan.connpass.com

前回のMeetupのタイミングではちょうどトライアルが始まったばかりでしたが、今回は参加の機会を頂きありがとうございました!!

Autify Q3 Roadmap

CEOの近澤さんから AutifyのQ3のRoadmap紹介と新機能のデモがありました。

Autifyのプロダクトが目指すビジョンの共有ですが、「(人が介在する)テストフェーズをなくす」というのはとてもチャレンジングで良いものだなぁと思いました。 …テストフェーズがなくなってもQAの仕事は沢山ありますからね。

デモの様子

個人的に気になった機能はJS引数機能のアップデートでcsvからデータを取得できるようになったのが、非常に便利だと思いました。
csvのレコードに入力値や期待値などを入れて、他のステップから参照してAutifyに渡せるのはシナリオ作成の幅が広がったように思っています。

GA technologiesにおけるAutifyの使い方

事例発表の一つ目としてGA technologies 柿崎さんの発表です。

speakerdeck.com

発表の中で実際にAutifyでのケースが落ちた時のトラブルシューティングの例を紹介したり、どういったテストを自動化するのか、そしてどんな順番で自動化するのかと言うところまで言及されており、勉強になりました!
TeamSpiritでも同じようにテストシナリオ名については工夫する必要があるので、とても共感しました!感謝!

TeamSpiritでの導入・運用について

事例発表の二本目として私、生井が発表させていただきました。 基本的にはAutifyの導入と運用について話しています。

speakerdeck.com

導入については E2EテストツールAutifyを使うまでの話 - チームスピリットデベロッパーブログ で書いている内容に情報を加えたものを再整理して話しており、今回の運用についてはブログの投稿以降で進めた実際の運用面での取り組みについても話しています。

E2Eテストがメンテナンスされないことの原因として、E2Eテスト自体が属人化しやすいことだと考えており、そう言う意味ではAutifyは私たちの課題を解決してくれるツールでした。

また、実際に運用してみて感じるのは製品のアップデートがあるのでそれに伴って自分達のできることが増えるのでその部分はSaaSを利用するメリットを享受できているなと感じています。
(自前で機能開発するにはなかなか工数の問題などどで着手が先延ばしになりがちになってしまうので…。)

感想~発表を終えて~

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発表の様子
ともあれ、無事に発表できてよかったです!
前の週に新しい家に引越しをしていたので、SnapCameraのおかげで写ってないですが、背景には段ボールが積まれているような状態です。 ネットも繋がってなかった時もあったので資料作成は本当に間に合うかな…と言う感じでの作業だったので…。
(この記事を書いている今時点でもやっぱり後ろには段ボールが積まれています。)

LT大会

事例発表の後にはLTが二本実施されました。

Autify API を活用して製品KBの改善・QAを効率的に行う方法

speakerdeck.com

Autify の結果データをBigQueryに連携する方法は下記ブログを参照とのこと。
回帰テストのテストケースが増えて、分析を行う際は連携したいですね。。

www.cdatablog.jp

Autify テスト自動化スペシャリスト 末村さんLT

末村さんのLTコーナー。安心のクオリティでした。
でも。資料が見つからない。(見つけ次第追記します。)
自分もPodcastで普通のお便りとか読みたいです。

その他・オンライン勉強会の様子

勉強会は「remo」というサービスを使って開催されました。
オンライン上でテーブルやステージが用意されており、発表の合間には同じテーブルの参加者の方とビデオ通話ができました。
自分の場合はAutifyの開発者の方と同じテーブルだったので、そこで情報交換ができて新しい勉強会の形を楽しむことができました。

www.youtube.com

おわりに

今回は運用を通しての事例を発表しましたが、TeamSpiritでのAutifyを使った自動テストは順次拡大中です。
事例の中ではQAエンジニアが複数名でテストシナリオを作成していますが、今後は開発エンジニアがシナリオ作成していくつもりですし、Autifyを使わないテスト設計やテストアーキテクチャ設計の部分でも話したいところがあるので、また次の機会で紹介できればと思います。

それでは今回はこの辺で。